クライミング 上だクラブ掲示板


傷の手当ては消毒より洗浄

1:篠原:

2022/07/01 (Fri) 09:37:51

ただ今アキレス腱断裂の術後経過観察退院前の身柄であります。
術前に執刀医の説明を種々受けた中、印象に残った皮膚切開に伴う感染症の話がありました。
一昔前は術前説明では「稀に感染症発症」と言う説明が常だったそうですが、現在は手術時には100%皮膚の常在菌が切創箇所に侵入し増殖するので術中術後の感染症対策には充分注意をする。ということでした。
施されている錠剤や点滴液を検索すると手術時の皮膚常在菌繁殖抑制剤等の説明記事が出てきます。
そこから、皮膚常在菌や傷の手当てなど暇にあかせて色々記事を検索してみました。
なんとなく理解していましたが皮膚常在菌のお陰で逆に他の危険な細菌から皮膚が守られ、身体全体の健康が維持できてるとか、皮膚への過度な洗浄殺菌が常在菌分布のバランスを崩し、皮膚病から深刻な病気を併発するとか、「傷は」消毒するな!乾燥させるな!等の今では(誤った)傷の対処法とかなかなか興味深い記事が次から次に満載でした。
クライミングでも切り傷擦り傷はしょっちゅうですね。
浅い擦り傷でも軽く見ず、感染症に繋がる可能性があることを認識した次第でした。
先ずきれいな水で傷口を洗浄することの意義は次の感染の定義で示された「異物」の除去にあることを知ったのも新鮮でした。
<感染の定義>
(1) 組織1g+細菌10万個=細菌感染
or
(2) 組織1g+「異物」+細菌200個=細菌感染

詳細はこちらの記事です。
http://www.elfaro-vet.com/blog/2017/10/31/%E5%89%B5%E5%82%B7%E3%81%AB%E3%81%8A%E3%81%91%E3%82%8B%E3%80%8C%E6%84%9F%E6%9F%93%E3%80%8D%E3%81%AE%E5%AE%9A%E7%BE%A9/
2:谷川 岩魚:

2022/07/01 (Fri) 13:20:50

篠原さん、お知らせ有難うございます。渓流釣りやクライミングでかすり傷や藪漕ぎでひっかき傷をやってることがありますがなめて置くだけ・・・犬と同じですがアッ戌年でした。(笑)コロナとか破傷風とか感染症には気をつけなきゃ~ですね。


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